スタッフクロストーク1〜先輩後輩クロストーク対談
スタッフクロストーク
先輩後輩クロストーク対談
Nakanishi Satomi
Matsumoto Saya

大学の先輩後輩の保育士2人が
新卒就職の視点で語ります。

幼稚園や子ども園ではなく児童のデイサービスに就職しようと思った理由。
就職活動から入社までにしたことやその気持ち。

中西:私まっちゃん(写真右:松本沙弥 以下まっちゃん)に一番聞きたくて。なんでまっちゃんはそもそも保育所じゃなくて障害児施設に就職しようと思ったんだろう?って。

松本:保育園の先生になりたいなっていうのは、小学高学年くらいから思っていて。大学で学ぶ中で障害について興味がでてきたのと、大学2年生で施設実習に行った時に楽しいなって思って。保育所実習に行った時より充実していたなって実感があり、意外とこっちの方が向いてるのかな?って感じて。実習後すぐに就職活動に入り、まずはいろんなところに見学に行ってみるかと思いました。高校生〜大人の人が働いているところに見学に行ってみたりもしたんですけど、やっぱり子供のところに行ってみたいなって思って。「なんかいいところないかなー。」って中西先生のゼミの後輩で私の友達に話をしてたら、ゼミの先輩でそういうところで働いてて、すごくいいっていうの聞いてるよって言うのを耳にして見学に行きました。

中西:ちなみに見学に行ったのは、施設だけ行ったんですか?それとも幼稚園とかも一応みてみようと思っていったりしました?

松本:幼稚園とかは行ってなくて、私自身就活の動き始めが遅かったんですよ。就活中に保育園に行きたいなって気持ちがそこまでなくて、あまり視野に入れてなかったです。ただ、働かない選択肢は自分の中になかったので。ぷかぷかに受からなかったら、幼稚園とかも見てみようかな?っていうのはありました。

中西:なるほど。では、ぷかぷかに見学に来るまでに思ってたこと困ったこと、電話するの時の気持ちを教えてください。

松本:応募について電話で連絡した時に管理が最初にでられて、電話口で話しやすい方だなって思った印象があって。その後見学の日程調整で住吉にかけたときに、中西先生が電話にでて。

中西:そうだそうだ

松本:

その時もフラットで話しやすい人がいるって思ってたんです。電話での印象がすごくよかったです。入社決まったのが2月頭くらいだったんですよね。「まずバイトからしてみない?」と言う話をもらい、デイサービスっていうのも詳しくわかってなかったので、働く中でわかるかなと思って入社前の1ヶ月くらいバイトをしました。働いてみないとわからないこともわからないなと。

中西:緊張はした?

松本:緊張はしてました。今までバイトしかしたことないから。初めて会社で正社員として働くので、「やっていけるかな?」「大丈夫かな?」って思ってました。

中西:困ったりしてないんだ〜良かった。

松本:入社してからは困ってはいるんでしょうけど、困る暇がないくらい毎日がバタバタと過ぎてゆきという感じです。ちなみに中西先生は?

中西:私は一個上のお兄ちゃんがいるんですけど、お兄ちゃんも保育士の専門学校で、一年生の時に施設実習に行って、それが楽しかったから二年生の実習もそうするって言い張っているのを聞いて驚いてw 私はもともと自分が通っていた幼稚園に就職したいなと思ってて、旭川短大を選んでたんだけど。 一年生の実習で施設か保育園か選べたので、二年生で保育園も幼稚園も実習に行けるから、じゃあお兄ちゃんがそこまで言うんだったら試しに行ってみるかと思い発達支援の事業所に行きました。作業的なことをイメージして行ったので、遊びながら発達を伸ばしていくそれが結構衝撃的で。今考えたら遊びながら発達を伸ばしていくことは普通の保育園でも当たり前なんだけどw 自分のイメージとのギャップが衝撃的で「すごい」と思って。幼稚園よりも個々の子供の成長を見ていけるところや、実習の時に「すごい」と思ったのがきっかけで、発達支援の事業所を探すようになってた。 ぷかぷかは、2年生の初めから発達支援の事業所を探してた時に、たまたまゼミの先生が会長と知り合いでバイトやボランティア募集のチラシをもらって。先生から「行ってみたらいいんじゃない?」って後押しもあり、児童発達支援で就職も考えてたから、その日のうちに会長に電話してたw

松本:すごい行動力!

中西:今電話しないと実習もテストもあるし、ズルズル引っ張って行かないパターンだなって思って。電話するしかないと思って電話したんだよね。まずは、ボランティアを始めて、その後ありがたいことに、管理者の方からバイトのお話をいただいて。就職はもともと発達支援の方しか考えてなかったので、色々と調べていた時に「市の職員になるとそっちに行ける可能性もあるけど、保育園に行く可能性が大きいよ。」と言われ、先生にも相談して民間でもいいろいろなところがあるってアドバイスをもらって、何箇所か見学して。所属のゼミが外で活動(プレパークとか)をしているところだったので、「外遊びメイン」がいいなって思っていたから、これは他のところはないだろうと思ってぷかぷかに決めた。

松本:なるほど

中西:就活を始める前から社員の話を頂いていていたので「いろいろみたんですけど、ここがいいです」って管理に連絡をして入れてもらいました。


入社1・2年目でプロジェクトチームに入った時の気持ちと今の気持ち

中西:ぷかぷかの森について話しましょうか。

松本:入社したころは開発とか全然進んでなくて。これからプロジェクトとして動き出すけどって感じでした。

中西:話があって1-2年止まってたんだよねw 場所も決まっていたけど、進んでなかったんだ。 プロジェクトメンバーを決めるときに会長が若い子たちを中心につくりたいって話をしていて、その後すぐに「プロジェクトメンバーのリーダーになってみないか」って言われて。

中西:まっちゃんがメンバーですって言われた時の気持ちは?

松本:面接の時に「森をやるって聞いて気になっているんです」って話をしてたんですよ。いざ動き出すってなったときに「前に興味あるって言ってたからメンバーどう?」って言われて、やりたいです!って私が自分から立候補してなったので。

中西:そっかー。でも一番若かったよね。ハタチで入社してるから。じゃあその時の一番下の気持ちは?

松本:何からどう進むのか何もわかってなくて、やりたい気持ちだけで入ったから「やっていけるかな?」って正直思ってました。入社したての私がやっていいのか?大丈夫なのか?って思ってました。

中西:今まで進めてきてどんな感じ?私は進めるのに必死っていうかw 言われて→やり→あってるのかな?って。とりあえず進めなきゃって気持ちしかないから。周りの人の気持ちってあんまり、聞いていないので。今までやってきてこの一年くらい子供たちが実際に森に入ってみてどんな気持ち?

松本:プロジェクトメンバーに入ったこと自体は入ってよかったなと思っていて。計画から予算組んだりあんまり経験できないことも多かったからすごくいい経験になったし、楽しんでできたから、私は入ってよかったなって思っています。入った当初は言われたことだけ責任を持ってはしっかりやろうって、出来ないなりに頑張ろうって思っていました。 今はやりたいことができないこともあって、それはいつか実現したいなって気持ちがありますね。それに色々やってみたいこともありますね。森みたいな何もないところで生き生きと子供って遊べるんだって発見もありました。

中西:たしかに。

新入社員や他の人に伝えるなら
こんな仕事をします。を教えてください。

中西:入社したらまず、大きく分けて2つ仕事があって一つは「事務作業」と「児童指導」の二つがあります。事務作業は大きく分けて、子供の記録と土曜日の課外活動公園に行く時の実施要項と、あとは?

松本:全体を占めるとしたらその二つと「ブログ」。

中西:あー、ブログね!

松本:あと、年一回まわってくる「読書感想文」とか。「月末処理」。大半を占めるのは「児童の記録」が多いのかなと思いますけど。

中西:あと週一回のミーティングの会議録。

松本:あー。そうですね。週一回ミーティングします。

松本:「児童指導」は午後の設定遊び進めるとか、マンツーマンでやる個別指導って言われるもの。まあ細かく言えばまだあるけど。あとは連絡ノート書いたりね。その二つをします。

児童以外に親御さんとは関わりますか?

中西松本:関わりますw

松本:平日だとお迎えに行って自宅だったり学校だったり保育園・幼稚園だったりいろいろなんですけど、帰りは基本的に自宅に送っていくので、そこで親御さんに今日どんな風に過ごしてたとか、気になる点があったよとか、最近どうですか?っていう情報共有をしています。


車の運転とか、親御さんの対応とかで困ったりとかしました?

松本:私は入社して、家を覚えるのにすっごく苦労してw 最初所属が神楽だったんですけど土地勘がなさすぎて道がそもそもわからなくて。最初は先輩が運転してその横に乗って、こここう曲がって、ここ目印にしてって教えてもらえるんですけど、目印だけ覚えていてそこまで辿り着けなくてw

中西:笑い

松本:一か所に2-3回行ってやっと覚えました。それが最初は大変でしたね。

中西:親御さんの対応で困ったことは?

松本:こ困ったというか。いろんな親御さんがいると思うんですけど、私はちょっと距離感を感じるなって思う親御さんがいるときに、どの時点で距離を詰めようかっていうのは思っていました。どんな風に距離を詰めていいかもわからず、、。あと、入社した時に車の保険の関係でノアしか運転できなかったんですよ。でも今まで軽自動車しか乗ったことなかったから、最初は大きい車に乗るのが怖かったです。ぶつけないかなとか、こすらないかなとか。何回か練習させてもらいましたけど。それが怖かったですね。

中西:送迎って学校とかもあるから大変だよね。私は入社したての頃は午前中の子供いない時間に、その日来る子の家をまわって教えてもらい、その帰りで一人で行くとか。朝にGoogle マップのストリートビューで連れってもらって、実際に行った時に迷ったことはあるw 児童が乗ってる時に道に迷うっていうのが一番困ったこと。あと、学校のお迎えでもここに駐車場があってこっちの玄関に迎えに行くとか。はたまた中に入るとか学校によって違うから、それを覚えるのが大変。毎回、ここの学校ここであってますよね?って一言先生に言って送迎に行くっていうのが多かったです。あとは、電話。私もともと電話が苦手だから、遅れますとかはたまた電話きたときの対応とかも、結構オドオドして。事務所ではなるべく電話に出ない位置に座って、電話に出ないようにするって言うw

松本:私もそれ言うの迷ってw 私も電話すっごい苦手でw

一同:笑い

松本:でできることなら出たくないなって。かけたくないなって思ってるんです。ひとりで待ってる時間とか、入社したてって多いじゃないですか、送迎に慣れてないから。その時ずっと「電話来ないでくれ」って祈ってましたw

中西:今は自分の中でテンプレートとかがあるから安心。

松本:そうですよね。入りたてってどんな対応していいかわからないし、どう受け答えしていいかわからないから、結構な割合で(不安な要素として)占めてたかもな。


ぷかぷかのここが好きをあげるとしたら?

松本:私は雰囲気が好きです。働いている環境というか。先輩後輩関係なく意見がでてくるところとか。そんな職場ってなかなかないと思うんですよね。新人が言ったことなんて「はいはい」って流されることが多いと思うんですけど、ここはそんな意見でも「ああ、なるほどね」って聞いてもらえたりとか。事務作業中もワイワイ談笑したりとか。その雰囲気は崩したくないなって思います。あとは、めちゃくちゃホワイトなところがいいなって思います。

中西:あー!そうね

松本:残業なく、むしろ家で仕事したら怒られるw

中西:笑い

松本:そんなホワイトなところはいいなって思います。

松本:あとは、現状に満足せずにより良いものを作って行こうっていうスタイル。土曜日の活動とかも一回一回毎週反省して、それを活かしてこうしましょう。ってより良いものが出来上がってく感じはすごくいいなって思ってて。周りの話を聞いてると保育所とかって定型というか、こういう形で年々やってきてるのでこうですってイメージが私の中ではあって。でもぷかぷかは、より良いものをっていう、そこはすごくいいなって個人的に思います。

中西:一言で言うと「人」。それは職場の人だけじゃなくって親御さんも。思ったのは人に恵まれているっていうのもあるかもしれないけど、送迎に行ったら児童のお家の話も聞くし、自分ちの話もしてるっていうのが結構多くって。今自分が子育て世代だから、そう感じるのもあるんだけど、働いていても子育てって結局自分の家で完結しちゃうことが多いと思うんだけど、ここは職場の人に言っても聞いてくれるしアドバイスを貰える。はたまた親御さんに話しても、聞いてくれることが多いかな。 「そうだよね、ああだよね」ってできる関係があるのが働きやすいっていうのもあるし、アットホームな感じに繋がってて好きだなって思います。

これから入ってくる後輩たちに一言

中西:残業ないよって言いたいw

松本:残業なくてホワイトだよって。お局様みたいな人がいないよ。って。新社会人になる時に職場を決める上位3つの項目に「人間関係」って入ってる人多いですよね。

中西:うんうん

松本:その点では「全く心配いらないよ」って、声を大にして言いたい部分ではあります。


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